今、我々流通業をはじめ様々な分野において、時代は急速に変化しています。
私達の人生のほとんどは二十世紀で生きてきました。
二十世紀、すなわち高度成長期の豊かな時代・良き時代を『安定の時代』と呼ぶとしたならば、二十世紀は良い大学を出て、大手企業に就職し中流以上の家庭を築く事が出来た時代。高望みせず仕事をこなしていれば安定と言う終身雇用が約束された時代でした。企業に守られ、家庭を守る事が社会人としての本懐と捉われていた時代でもありました。
『終身雇用』『年功序列』が崩壊しつつ、大手企業の破綻・年金問題・・・様々な安定が崩され、何にも守られない時代に突入した事を理解できずに企業から放り出されていく時代へと変化してきました。
二十一世紀は『野生の時代』への幕開けとなったのです。たとえるならば動物園の檻の中にいる、百獣の王ライオンですら野生へといきなり放り出されたら生きてはいけないのが現実です。
我々はそんな二十世紀の『安定時代』から二十一世紀の『野生時代』への【シフト】を早急にしていかなければいけません。過去を捨てるのではなく知識として糧とし、新しい時代への順応性を身につけ野生の時代を生き抜いていく事となるでしょう。
今こそ二十世紀から二十一世紀へ【シフト】し、これから社会に飛び出していく若者達、そしてこれから生まれてくる子ども達に『思想』として残して行ける様に取り組んで参ります。